【ドイツ アーヘン 日本から24時間!!10年間、サマー講習に行ったてから】 海外活動するきっかけとなったのは、熊本の職業訓練短期大学左官科の2年目のある日に、久住章さんの『左官教室』を読み、そのきっかけで、久住親方に弟子入り、その後を継いで、ドイツのアーヘン工科大学のサマーセミナーの講師を務めるようになりました。
ドイツの学生は左官屋ではなく建築家になる人たちばかりですが、左官の仕事を体験させ覚えさせる。塗り方で宗教にかかわる事もあるんだという勉強もさせてもらいました!今では、年に1度行っておりましたが、私の弟子の『都倉君』が引き継ぎ、行って講師として活躍しております。
びっくりしたこと ドイツの学生は、ヨーロッパ各国から集まってきてました!さすが大陸という感じでしたし、彼らは非常に勉強熱心です。頭が良くて、職人さんが30年かけて覚えることを、彼らは、データを分析してどんな壁にするか、サマーセミナーが始まる前に準備しているんだ!しかし、配合や作業の工程はド素人なので、しっかりと言うことの聞く学生は、壁が光沢になる授業で、しっかりと光ったり、耐久性のある壁が出来たりする。言うこと聞かない学生が作った壁は、1年でひびが入って崩れたりする。
これは、日本でも言うこと聞くやつが、しっかりと出来るという教訓だと感じてます。言うこと聞かない奴は、言意味で、自分で考えやるんでしょう!昼食などは、農家からハムとか買ってきてBBQしてくれてとても温かい学生たちばかりです